先日、センター試験が全国で行われたというニュースに、懐かしいなぁ・・・と思ったところでしたが、今年の受験生はこの経済状況のあおりを受けてか、親に負担のかからない地元の国公立大学を選ぶ学生が多いとか。加えて、就職率を見据えた大学や学部を選択と堅実な学生も多いとのニュースに、現実を見据えつつも、夢は忘れずに、思いっきり勉強できる環境をそれぞれに勝ち取って欲しいものだと思いました。なんだかんだで、受験社会日本においては、「好きな」勉強が出来る一番の時期は大学だった・・・な~んて社会人になってから思っている人は結構多いはず。
ところで、日本とはかなり違う新卒の就職プロセス文化を持つアメリカですが、2009年夏に大学を卒業者した若者の就職率は、20%にも満たない数字でした。景気の良かった2007年の51%と比較すると、半分以下です。卒業時に仕事が無い学生は、インターンやアルバイトをしながら経験を積み、就職先を探す・・・ということになりますが、現実はかなり厳しいものがあります。私の知人にもかれこれ2年ちかく、親と同居&複数のアルバイトとインターンをしながらチャンスを待っている子が何人もいます。
さて、そんなアメリカの大手就職/転職支援サイトCareercast.comが、2010年の『アメリカで最高の仕事(The Best Job in America)トップ10』を先日、発表。アメリカ人が『最高!』と評価するのは一体どんな仕事なのでしょう?
お給料が良い仕事?~まぁ、何十億という報酬を貰う金融トップが居る国ですから、給料は大切でしょうか?
肉体的な大変さ?~“昇進のインセンティブが駐車場”というのがある国ですから、肉体的に「楽」であることは重要でしょうか?
ストレスレベル?~競争社会ではストレスが高そうですからねぇ・・・。ストレスレベルが低いというのは、意外と重要視されるかもしれません・・・。
「最高の仕事」は何時でも「最高の仕事」と思いきや、意外とランクの入れ替わりはあるようです。今年のトップ10とそれぞれの平均的なお給料(年収)は次の通りです。
1位:アクチュアリー(保険数理士)Actuary
平均年収・・・$82,800.
2位:ソフトウェアエンジニア Software Engineer
平均年収・・・$79,780
3位:コンピューターシステムアナリスト Computer Systems Analyst
平均年収・・・$69,760.
4位:生物学者 Biologist
平均年収・・・$76,320.
5位:歴史学者 Historian
平均年収・・・$48,520.
6位:数学者 Mathematician
平均年収・・・$100,000.
7位:パラリーガル・アシスタント(弁護士補助員のアシスタント)Paralegal Assistant
平均年収・・・$46,120.
8位:統計学者 Statistician
平均年収・・・$65,720
9位:会計士 Accountant
平均的年収・・・$54,630.
10位:歯科衛生士 Dental Hygienist
平均年収・・・$32,380.
こうやって見ると、生物、歴史、数学、統計学etc・・・と「興味・関心」や「才能」が重視される仕事が、数多くランクインしているような気がします。結局は、年収や労働時間、肉体的な大変さ・・・云々などよりも「好き」を仕事に出来るのが「最高」なのかもしれませんね。
詳しい記事は・・・
The Ten Best Jobs in America 2010
※英語サイトです。