ビジネス・経済専門チャンネル 日経CNBC プロデューサー日記

日経CNBCドキュメンタリーアワー プロデューサーの吉野です。放送作品のセレクション、
日本語字幕版の制作を担当しています。

2011年の視聴者投票ベスト10の放送が終了。いよいよ2012年新クールがスタートします。
最初の作品は米CNBC制作の「コーヒーマニア(原題:Coffee Addiction)」です。

皆さんは、コーヒーはお好きですか? 1日に何杯のコーヒーを飲みますか?

この作品を初めて見たときに、驚いたのが「アメリカでは1日4億杯ものコーヒーが消費される」という
冒頭のナレーション。

4億杯!

もの凄い数のように聞こえますが、一人当たり何杯くらいに相当するのだろう・・・
と疑問に思ったので、少し調べてみることにしました。

US Census Bureauによると、アメリカ合衆国の人口は313,310,870人
(※2012年4月6日現在の推測値)。
勿論これは赤ちゃんも含めた人口ですので・・・

例えば15歳以上の人がコーヒーを飲むと仮定すると・・・
該当するのは人口の79.6%が該当(※2010年3月)。
およそ2億4900万人です。

勿論その全員がコーヒーを飲むわけはありません。
National Coffee Association USAが行なった2006年の調査では、
56%の大人が毎日コーヒーを飲むと答えています。
★2億4,900万×56%=およそ1億4000万人。

データの調査時期も、調査機関もばらばらなので、かなり乱暴な計算ですが、
アメリカでは1億4000万人が、毎日4億杯のコーヒーを消費している・・・と。
そう考えると、コーヒードリンカー一人当たりの1日あたりの消費量は
2.86杯ということになります。

これを多いとみるか、少ないとみるか・・・。

そもそも「1杯」の“量”がどれくらいかもあいまいなので、何とも言えませんが、
アメリカではスターバックスなどのカフェでは「グランデ」「ヴェンティ」のような大きなサイズを
オーダーする光景をよく目にするので、アメリカ人の1杯は日本人の1杯よりも大きいのでは・・・と
考えてしまいます。・・・とすると、やはりアメリカ人のコーヒー消費量はかなり多いのです!!

ちなみに、アメリカ人のコーヒー消費についてはこんなデータも。
Accounting PrincipalのWorknomixアンケートによると、
アメリカ人の労働者は、平均で1週間あたり約20ドル、
1年当たり約1,092ドルコーヒーに費やしているのだとか。
年間約90,000円コーヒーに費やしているわけで…。
結構な金額だなぁ…とマイコーヒー持参派の私は思ってしまいました。

そんなコーヒー消費大国アメリカで繰り広げられるコーヒービジネス
そしてバリスタたちの熾烈な競争を米CNBCが追う「コーヒーマニア」は
下記の日時に放送です。お楽しみに!

日経CNBCドキュメンタリーアワー
「コーヒーマニア」

4月7日(土)、4月21日(土) 22:00~22:55、
4月8日(日)、4月22日(日) 11:00~11:55、20:00~20:55、
4月14日(土)、4月28日(土) 14:05~15:00

※米国の人口、人口デモグラフィクスはUS Census Bureauのウェブサイトを参照しています。

「ザ・金融闘論」プロデューサーの直居敦です。
きょう21時から第3回「ザ・金融闘論」が放送になります。
テーマは「これからの日本金融~世界を視野に闘う~」。
敢えて真正面から、日本の金融機関や金融市場が
世界市場で闘っていくために何が必要か?何が足りないのかを“闘論”しました。
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「ザ・金融闘論」の特徴は超一級のゲストです。
今回も、これからの金融を論じるのにふさわしい3人のゲストをお招きしました。
コモンズ投信会長の渋澤健さんは、外資系証券会社やヘッジファンドビジネスなどを経て
長期目線の直販を中心とするコモンズ投信を設立した方です。
安東泰志さんは邦銀の企画部などを経て現在は、プライベートエクイティファンド、ニューホライズンキャピタルを経営されています。
そして日経CNBC「NEWS ZONE」のコメンテータとしておなじみの真壁昭夫さん。
やはり邦銀で様々なマーケット業務に携わった後、教育界に転じました。

まさに多士済々。日本の金融に将来性や可能性はあるものの、
パッションや経営革新の姿勢が足りないといった「愛あればこそ」の厳しい指摘もありました。
会場にいた現役の金融に関わるビジネスパースンも大いに刺激を受けたことと思います。
金融を論じる番組をやっていて思うのは、今回の議論でも出てきますが、
それが金融にとどまらない日本社会全体の問題であることが多いということです。
だから金融が元気よく、活気を取り戻せば、それは日本全体の元気につながる--。
そう信じています。
どうぞご覧下さい!

「ザ・金融闘論」プロデューサーの直居敦です。いよいよ今晩21日(火)21時から第2回「ザ・金融闘論」の放送です。金融をキーワードに東京から発信し、ニッポンと世界を元気にする番組。今回のテーマは「成長する企業の条件~イノベーション経営と金融~」です。様々な制約を抱える中で、成長を続ける企業はどのような戦略、ビジョンを描いているのか、そして金融はどのような役割を果たせるのかを問います。

毎回超一流のゲストをお招きして、会場にる現役金融マンとコラボするのがこの番組の特徴です。今回のゲストをご紹介することで、番組の見所をお話ししたいと思います。

左から楠木さん、松本さん、羽鳥さん

左から楠木さん、松本さん、羽鳥さん



まず一人目は一橋大学大学院教授の楠木建さん。みなさんは『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)はお読みになりましたか?優れた企業戦略には思わず人を引き込むストーリーが不可欠だというもので、500ページもの本格的な経営書でありながら、10数万部の異例のベストセラーとなっています。企業の戦略を深く読み解き、そこから普遍的な意味を取り出す--。僕自身も引き込まれるように読ませていただき、今回のザ・金融闘論で大いに参考にさせていただきました。楠木先生自身が“名ファシリテーター”で、他の二人のゲストのお話しを的確に引き出します。

マネックス証券社長の松本大さんは、ゴールドマンサックス証券で史上最年少でパートナーとなった人物。ゴールドマン上場を目前にマネックス証券を設立し、個人のための新しい金融インフラの構築に賭ける生き様そのものが魅力的です。起業時の苦労、そして設立から10年余りを経てこれからのビジョンをどう語るのでしょうか?“思わず引き込まれて”しまいます。

もう一人はガリバーインターナショナル社長の羽鳥由宇介さん。ガリバーは「買い取り」に軸足を置いた中古車専門チェーンとして急成長。一見古い業界に、全く新しいビジネスの仕組みを持ち込んだその戦略の見事さは、楠木先生の『ストーリーとしての競争戦略』でも紹介されているところです。羽鳥さんは創業者で現会長の羽鳥兼一さんから経営を引き継ぎました。ただ、いわゆる二世経営者というより大学生時代から苦楽を共にした創業メンバーという印象です。羽鳥さんが次のステージに託す夢は何でしょうか?
金融は、こうした企業のビジョン、夢にきちんと向き合えているでしょうか。経営者や従業員と真正面から取り組み、金融にしかできない分野で企業の成長に役に立てれば、それはとてもやりがいのある仕事だと思います。このあたり、会場にいる現役の金融マンとのコラボレーションも注目です。

「ザ・金融闘論」は週末にかけて日経CNBCで再放送するほか、Ustream上のNIKKEI CHANNELでも24日(金)からは配信する予定です。ぜひご覧ください!

おそまきながら、あけましておめでとうございます。
2012年が皆様にとって素晴らしい一年となるよう、心よりお祈り申し上げます。

日本経済にとっても明るいニュースが多い一年であってほしいものです。

さて、既にご存知だと思いますが、2012年の日経CNBCイメージキャラクターは、東京交響楽団正指揮者の飯森範親氏です。

そのコラボレーション第一弾として、先日(1月7日)、東京交響楽団定期演奏会を日本経済新聞社が運営する「NIKKEI CHANNEL」(動画配信サイト「Ustream」内)でライブ配信いたしました。東京交響楽団史上も初の試み。会場で聞くことこそに醍醐味があるクラシックコンサートですが、映像でご覧頂くからこその面白味をスタッフ全員で考え、当日の配信映像の制作の準備は進めていきました。

今回、何よりもオモシロいのは、全演奏を通して指揮者カメラの映像をご覧頂けるところです。指揮者の飯森さんをほぼ真正面から捉えた映像を、オーケストラの演奏映像と同時にご覧頂ける仕掛けとなっています。つまり、指揮者がどのような動きで指示をだしているか・・・を交響楽団の皆さんが演奏されている様子と同時進行で見ることが出来るのです。

加えて普段は公開されることのない定演当日のゲネプロや舞台裏の様子、飯森さんからのメッセージも盛りだくさん。クラシックファンも、飯森さんも参加されていた「のだめカンタービレ」でオーケストラに関心を持たれた方も、十分にお楽しみいただける内容になっています。

この映像、NIKKEI CHANNELで1月20日(金)までVOD配信しています。コンサートへ残念ながらいけなかった皆さんも、コンサートへ足を運ばれた方も、また違った面白みを発見して頂けると思います。お楽しみいただければ幸いです。

日経CNBC x 2012年イメージキャラクター 飯森範親氏コラボレーション企画「東京交響楽団定期演奏会」VOD配信についてはこちらをご覧下さい。

プロデューサーの直居敦です。
年末ぎりぎりで、多くの人に見ていただきたい番組を放送します。
初回放送は12月28日(水)21時~。
「闘う経営者たち~取締役協会 ガバナンスへの挑戦~」
http://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/special/1112_governance.html

オリンパス、大王製紙と日本企業の経営の方法そのものに
疑念を抱かせる不祥事が相次ぎました。
もともと存在感が薄くなりつつあった日本市場に対する、
外国人投資家の視線がもっと厳しくなりかねない事件です。

番組で取り上げるテーマは「コーポレートガバナンス」。
一般的には企業統治と訳されます。
一言でいえば、経営者が株主のためにきちんと経営をしているか、
監督、監視する仕組みのことです。

今回主に取材させていただいたのは日本取締役協会。
経営者や機関投資家、様々な専門家が集まり、
コーポレートガバナンスを充実させることで日本企業と経済を
活性化するため、2001年に設立されました。
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彼らが合宿セミナーで繰り広げられた議論を中心に、
日本のガバナンスの何が問題か、今後どういった課題があるかを問います。

番組の中では「社外取締役」、「委員会設置会社」、「監査役設置会社」などの
キーワードが出てきます。

そうしたキーワードを通じて見えてくる日本企業の経営の実態……。
もしかしたら「日本的経営」は、かなり特殊なのかもしれません。
一概に悪いとは言えないものの、市場がグローバル化している中では、
世界から理解される仕組みを持つことは避けて通れない課題ではないでしょうか。

より良い経営とは何か?
「答え」や「理想」は見えています。
しかし、現実的にそこにどう至るかが分からないで模索している。
今の日本全体の姿に重なるところがあるように思えます。

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