日経CNBCブログ
Caster's Voice

「世界中で楽しんでもらえるゲームをつくりたい!!」
1月半ば、アップル銀座店で、小学生プログラマーたちが独自で開発した3D
ゲームを発表するイベントが開かれました。会場で披露された開発途中の
画面には、多数のプログラミング言語が並び、ITにまるっきり弱い私は、ただた
だ驚くばかり…。米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)にもプレ
ゼンをしたことがある小学4年生の女の子をはじめ4人の生徒は、プログラミ
ング言語を使い、半年間にわたってゲームを作成。工夫した点、難しかった
点なども含めて、自身の作品を見事にプレゼンテーションしました。
昔は、ファミコンのカセットにふうふう息をふきかけながら、みんなでスーパーマリオやドラクエ3に夢中になってテレビにかじりついていたっけ。。。自分のこどもの頃を思い起こすと恥ずかしいかぎりですが、私のようにただゲームで遊ぶだけでなく、今やITの力を身につけ、何かを生み出す力も備えている。子どもならではのユニークな発想とクリエイティビティを発揮している小学生たちは、もう立派なエンジニアといっても過言ではないほど、目を見張るものがありました。

デジタル化が普及するなか、このようなプログラミングへの関心が高まっています。今回のイベントを開催したのは、サイバーエージェント子会社のCAテックキッズ(東京・渋谷)です。2013年から、ゲームをつくりながらプログラミングを学べる教室を展開し、今では、全国8か所、通っている生徒は1200人にのぼります。また、本格的にゲームクリエイターを目指す小学生を対象に応援する奨学金制度をもうけ、冒頭で紹介した4人も奨学金を得て100時間にわたりプログラミング学習に取り組みました。

この奨学金制度のスポンサーでもあるサイバーエージェント、日高裕介副社長は、「わが社のゲーム事業でも、数千人のプログラマーやデザイナーを抱えているが、それでも圧倒的に足りない。全国レベルでも深刻な人材不足にさらされている。できるだけ若いうちにプログラミングに触れられる環境を提供し、世の中に還元していきたい」と話します。

ゲームに限らず技術革新が急速に進むなか、国も「IT人材育成」の指針や対策を掲げています。しかし、人材不足解消に向けての取り組みはなかなか進んでいません。今後、ロボットや人工知能(AI)、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」といった技術革新が広がるなか、これらを開発し駆使する人材を確保することが、企業の間でも急務の課題になってくるでしょう。デジタルの世界が広がるなか、教育面では、2020年度からプログラミング授業が小学校で必修化されることが決まりました。

子どもをプログラミングスクールに通わせているお母さんは、「ものごとの論理的な考え方やITリテラシーも鍛えられるのはいいかな。みんなの前で堂々と発表する姿を見ると、頼もしいとも思う」と話します。

ただ、小学校での必修化については、本当に必修化が必要なのかという議論や、今後どのような形でプログラミングを教えていくのかといった課題もあります。小学生プログラマーたちは実際どのように感じているのでしょうか。

「技術が発展するなかで、なるべくみんながやった方がいいと思うけど、サッカー選手になりたい人がやってもね…夢がこわされてしまうのはどうかな」「もっとプレゼンがうまい人や発想が豊かな人もいるから、正直な気持ちを言うと、ライバルが増えるのはイヤかな。(笑)でも、プログラミングは将来的には社会で働くときに必要な力になると思う」と、思い思いの答えが返ってきました。

4人が製作した携帯アプリゲームはすでに「App Store」でリリースされています。

小学生たちのスゴ技を見て、自動化やIT化の中で、私もロボットアナウンサーなどに代替されないよう「伝える技術を磨いていかねば!」と強い刺激を受けたのでした。

2017.01.10 (Tue) 河野 恵

2017年もよろしくお願い致します

2017年になりました。
みなさまは、どんな年末年始を過ごされましたか?
私は大好きな和菓子を食べながら、のんびりとお家で過ごしておりました。
まったりが一番いいですね。

2016年は世界に多くの衝撃を与え、相場全体が壮大な「いってこい」となりました。
英国ではEU離脱を問う国民投票が可決され、
米国ではトランプ氏が次期大統領に当選。
日経平均株価が1日で1000円以上下落することや、
ドル円が一気に4円ほど円高に進むこともありました。

さて、2017年は?
トランプ氏が米国大統領に就任したり、オランダ、ドイツ、フランスでは選挙があったりと、
目が離せないイベントが目白押しで様々な節目の年となりそうですね。

実は、わたくしは今月9日で人生の節目を迎えました。
祝30歳。
新しいことにもチャレンジしたい。
まずは、2年前に途中放棄したゴルフに再挑戦します。

ただの素振りなのに、このどや顔(笑)
コースデビューはほど遠いかもしれませんが…
イメージトレーニングは欠かさずに、
そして、打ちっ放しにも行って練習を重ねていこうと思います。

仕事はじめの前日(1月3日)は、いつもの散歩コースをゆっくり歩き、リフレッシュしました。
見慣れた風景は、やはり落ち着きますね。
でも、そろそろ新しいコースを探してもいいのかもしれません。
何をするにもはじめの一歩は、勇気がいります。
ただ歩くだけなのに、新しい道を探すには気合いがいるのです。

2017年。
今こそ、私自身の構造改革をするときか!?
持ち前の「正直さ」と「粘り強さ」はなくすことなく、多くのことにチャレンジ!!
もちろんお仕事では、これからも知識の積み重ねに貪欲に取り組んでまいります。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016.12.01 (Thu) 改野 由佳

Trump!? Oh, My God!!

2016年注目のビッグイベントのひとつ、アメリカ大統領選の日、私は
「世界経営者会議」というグローバルフォーラムの司会をしていました。
2日間にわたって国内外のグローバル企業のトップがスピーチをする、
日経あげての大イベント。実に600人近くが参加していました。サブ
タイトルは「勝ち抜く企業の条件~不確実性を超えて」。

大統領選の開票状況が伝わり始めたのは、会議2日目の午前でした。
リーマンショックの荒波の中で、一流企業はどのように生き抜いてきたのか。
まさに、不確実性の中で知恵を絞ってきた企業のトップのスピーチが続く中、
新たな不確実性が刻一刻と迫りつつあるのでした。

トランプ氏の優勢が伝わり始めると、取引時間中だった東京市場で日経
平均は急落。アメリカのダウ平均先物も大きく値を下げました。バック
ステージで開票速報やマーケットをチェックしていた登壇者やスタッフからは
「まさか!?」の声が出始め、今年の「まさか」はBREXITで終わっただろうと
いう論調が変わり始めました。

メディアがトランプ氏に当確を打ったのは16時ごろだったでしょうか。会議は
終盤。主催者総括として、ハーバード・ビジネス・スクールの竹内弘高教授と
日本経済新聞の関口和一編集委員がステージで挨拶をしている最中でした。
トランプ氏当選確実のメモがステージに差し入れられると、竹内教授の口から
出た言葉は「Oh, my God!!!」でした。会場みんながOMG。日本全国OMG。
きっと世界がOMGだったでしょう。そして、その後のマーケットの反応もビッグ
サプライズでしたね。どうなるアメリカ・・・

新たな不確実性が生まれる中で「勝ち抜く企業の条件~不確実性を超えて」を
テーマとした経営者の話は、およそ600人の参加者にとって金言となることでしょう。

さて、企業トップの言葉の中で、私がこれぞ!と思った部分を紹介したいと
思います。会議の最初のスピーカーはソニーの平井一夫社長兼CEO。音楽を
あまり聴かない私でも持っていたウォークマンの時代を思うと、デジタルで
音楽が配信される現代なんて誰が想像できたでしょうか。時代の流れが早く
複雑な中、「変革」とは、『自らが変化を起こし、ライバルがついて来なくては
ならない状況をつくること』なのだそうです。会社が変わっていくために、
ソニーでは、いち早く新しい事業を生み出すべく社長直轄のスタートアップの
仕組みを導入しているとか。

自らが変化を起こし、ライバルがついて来なくてはならない状況をつくる。
自ら行動を起こすって、ものすごくエネルギーのいることですよね。それだけの
エネルギーを費やして作られた、世界に誇れるソニー製品。愛おしいですね。
久しぶりにウォークマンで音楽でも聴いてみようかしら。

世界経営者会議の特番は日経CNBCで11月21日、22日に放送しましたが、
見逃した方にインターネットでも配信中です。
日経チャンネルマーケッツビデオ・オン・デマンド(VOD)
を是非ご覧ください。

また、平日は毎日8時29分から11時10分まで、岡村コメンテーター
個性豊かなゲストさんたちと一緒に、元気に「朝エクスプレス」を
お送りしています。
お見逃しなく!

2016.11.01 (Tue) 榎戸 教子

モノからコトへ

先日、わたくしが担当しているBSジャパンの番組『日経モーニングプラス』にご出演くださった
UBS証券のシニアエコノミスト青木大樹さんがこんなグラフをお持ちくださいました。

【音楽市場の変化】














音楽業界ではCDなどのパッケージ市場は一貫して縮小。
その一方で、ライブ市場は伸びているというグラフです。
合計では、パッケージ市場の縮小をライブ市場が十分補っているのです。

お金の使い方が「モノからコトへ」移っている動き、みなさんは実感がありますか?
音楽についてわたくし自身の行動を考えてみますと、
去年、人生で初めて音楽のフェスへ行ったり、
1年ほど前に始めたウクレレは個人レッスンに通うほどハマっていますが、
10月は世界的なウクレレ奏者のJAKE SHIMABUKUROさんのライブへ行きましたし、
12月は平井大さんのライブへも。
最近は名渡山遼さんも気になり、やはり生音で聴いてみたいと思うのです。
わたくし自身を振り返っても、まさに「モノからコトへ」という消費行動をしていました。

外国人観光客の消費の動向も「モノからコトへ」という流れが鮮明になっています。
UBS証券の青木大樹さんは、
「これまで築き上げてきた成長モデルではなく、
人口の構造変化を新しい産業育成につなげていけば再び成長することは可能。」
とおっしゃっています。
まさに音楽業界のような変化、新しい産業の芽をうまく育てていくことが
人口が減少し始めた今の日本に必要なことなのだと思います。

















さて、新しい芽といれば・・・10月25日にJR九州が東証1部に上場しました。
午前に行われた上場セレモニーに取材で伺いましたが、
東京証券取引所に鳴り響く鐘の音はやはりいいですね。
意外に知られていませんが東京証券取引所は誰でも見学することができます。
気になる方はぜひこちらをチェックしてください。

【 東証Arrows見学について 】
http://www.jpx.co.jp/learning/tour/arrows/index.html

2016.10.04 (Tue) 石田 絵里奈

New Beginning

ブログでは初めましての石田絵里奈です。

7月から日経CNBCのキャスターとして「ビジネスヘッドライン」や「FX経済研究所」、「ハーフタイムリポート~前引け情報~」、「ラップトゥデイ」内「コモディティー情報」「東証一部全銘柄解説」などを担当しております。

最初は1つ1つ覚える事に必死でしたが、ニュースやコモディティー情報でお伝えした事がFXや個別銘柄の動きの要因になっていたりと、繋がりが見えるようになり、より楽しくなってきました。

さて、先日、アメリカに住んでいた時にできた友人が日本に遊びに来ました。
「仕事はどう?」と聞くと、「この間辞めちゃった!ハハハ」
次の仕事も決まっていないのに、すごく明るく話すのです。
とりあえずは1ヶ月程アジアを旅して、アメリカに帰ってから探すと。

改めて「就職」や「転職」の概念が日本とは違うなと感じました・・・。

アメリカでは大学卒業半年程前から就職活動を始めるのが一般的なのですが、「卒業してから探す」、「世界1周してから考える」という人も珍しくはないのです!

日本で転職を繰り返すと「長続きしないのかな・・・」など少しマイナスなイメージもありますが、アメリカでは転職もポジティブ。経歴が変わっている人ほど色々な経験をしている、違う視点からの意見を出してくれるかもとプラスに捉えられるのです。私の友人のように、一度仕事を辞め、しばらく旅に出ても、それもまた「視野の拡大」として受け入れられます。

人口減少や少子高齢化が進む中、如何にして中長期の成長力を引き上げていくのかが日本経済の課題とも言われていますが、その成長に欠かせないのが「働き方改革」。

就職や転職は「働く事」の入り口ですが、その入り口を日本でももう少しストレスフリーにする事でバランスの良い環境になり、企業の成長に繋がるのかもしれませんね。

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