日経CNBCブログ
Caster's Voice

2017.04.03 (Mon) 田村 麻実

新年度、新たな挑戦

新年度がスタートしました。
入学、入社、引っ越しなど、新しいスタートを切った方も多いことでしょう。

昨年度、東京工科大学日本工学院の非常勤講師として、
声優を目指す学生にしゃべりの指導をしてきましたが、
私の教え子たちも3月に卒業し、それぞれ新しい一歩を踏み出しました。
卒業を前に、教え子たちにお誘いをいただき、
先日、彼らが出演する「朗読劇」を鑑賞してきました。
声優劇とは、通常の舞台とは異なり、台本を覚えるのではなく、
舞台の上で役者が台本を持ってスタンドマイクの前で芝居を進めていく上演スタイルです。
声優劇を鑑賞するのは、初めてだったのですが、
声の演技だけでここまでも情景や場面描写ができるのかと、
彼らの「感情を音にして出す技術の高さ」に
同じ「声」を扱う仕事をしている立場として感激しました。
というのも、基本的にアナウンサーには、演技の研修というものはありませんが、
声優を目指す彼らは、演技をはじめ、「感情解放」という授業なども習ってきているのです。
昨年度1年間を振り返っても、教え子に教わることだらけの1年でした。

さて、
ここからは、私自身のことですが、
アナウンサーになってからは、
番組改編などがある新年度の始まり4月は、1年で最も気持ちが引き締まる時期です。

昨年度は、毎日ニュースを中心にお伝えすることが多かった私ですが、
今年度は、
朝エクスプレス」、「昼エクスプレス」、「ラップトゥデイ」、「FX経済研究所」と
広く担当することになりました。

中でも一番ワクワク楽しみなのが、東京証券取引所からのアローズ中継です!
先日、スタッフ陣とアローズ内にある中継ブースに研修に行ってきました。



アナウンサーになってからのこの10年、
現場に行って取材することを何よりも一番大切にしてきました。
そしてアナウンサーの仕事の中で最も大好きなのが中継の仕事です。
念願かなってスタジオから外に出られるとは・・・感激と感謝の気持ちでいっぱいです。
現場ならではの空気感をお伝えできればと思います。

また昨年度は、毎月、東証のセミナーに参加させていただいていたこともあり、
東証は、私にとって大切な勉強場所の1つ。
その東証からの中継ということで、一段と気持ちが引き締まっています。

アローズ中継では、
寄り付き前の今日の動向、注目材料、寄り付きの様子などを
お伝えする予定です。

まだまだ勉強途中ではありますが、
今年度も体当たりでがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

2017.03.03 (Fri) 曽根 純恵

経済のカギを握るのは…

寒くなったり、、、暖かくなったり、、、と、三寒四温を繰り返しながら、
少しずつ春に近づいていますね。

先日スタートした、月末の金曜日午後3時に退社を促す
「プレミアムフライデー」は、政府や経済界が民間企業に働き
かけて、なかなか上向いてこない消費の拡大や働き方改革を
すすめる狙いがあります。
導入した企業はまだ数パーセントのようですが、課題もある
中で、これからどこまで広がりをみせるかが注目されています。
街に出てみると、百貨店などにはいつもより人が多い様に
感じられ、プレミアムフライデーと書かれたニコリマークを
あちこちで見かけました。プレミアムフライデーのサービスや
セールなどを取り入れているお店も多く、企業側も商機に
繋がればと期待しているのでしょう。

今年に入って変わったその他のことは。。
1月30日から、東京23区などでタクシー料金の初乗りが
730円から410円に値下げされました。初乗り運賃の
見直しを求める東京の事業者から申請があり、国土交通省の
審査を経て決定されたものです。
タクシーを利用する人が減少しているので、短距離でも気軽に
乗れるという需要を掘り起こそうという狙いがあります。
試しに色々な距離で乗ってみたとろ、実感としては本当の
ちょい乗り、容易に歩けるほどの短距離ですと、これまで
より安かったのですが、2駅分以上になると、これまでより
むしろ値上がりしているみたいでした。
最初は実験的に利用してみたものの、今後は正直ちょっと
利用しづらい印象を受けてしまいました。

ゆるキャラ人気にあやかって作り過ぎてしまったゆるキャラ
たちは今やリストラにあっているようですし。。。
ふるさと納税も、地域の特産物でないものまで提供するなど、
人気を得るために返礼品が行き過ぎてしまった地域もある
ようで、是正策が検討されていたり、各地で開催される
マラソン大会も参加料金が高額になったりしているところも
あり問題視されているようです。

三寒四温ではないけれど、ムーブメントを起こす発想力は本当に
凄いと思いますので、一息ついて、そこからさらに練り直して良い
形を生み出し、再びエネルギー溢れる花が咲くことを願います。

話は変わりますが、先日、音楽劇、『 君よ、生きて 』を見に
行きました。小学生の頃、歌とピアノを教えて下さっていた
先生が出演されていて、そのお芝居と歌に、心を揺さぶられ
ました。。
純粋な心を持つキャストの皆さんのコラボレーションが素晴らし
かったですし、数時間の間に何度も何度も涙が零れました。
私は以前、仕事でシベリアに抑留された方にインタビューを
させて頂いたこともあり、その時のことが思い出され、様々な
思いが溢れてきました。。
舞台で人の想いが作り出す世界は、時空を超えて、その時の
人の気持ちに寄り添うことができ、それを同じ時間に皆で
共有することができる。。
舞台って本当に素晴らしいですよね。。
とても贅沢な時間を過ごさせて頂きました。 

舞台の中でとても素敵なフレーズがありました。
戦争で、人は何故傷つけ合うのか。。
その目は、人の良いところをみつけるために使い、その耳は
相手の言っていることに耳を傾けるために使い、その手は
愛する人を抱きしめるために使うものである。。と。

少し前に掲載されていた日経新聞の私の履歴書では日産
自動車のカルロス・ゴーン会長が、ご自身の人生から多様性の
受け入れがいかに大切かを何度も書かれ、また、グローバル化
時代のリーダーとは、階層や肩書に関係なく誰にでも敬意を
払う人だとも記されていました。

今年は私自身、心が豊かになる時間を大切にしていきたいなと
思いましたし、きっとこれからの日本の消費、世界経済も
『 心 』がカギを握っているように感じる今日この頃です。

「世界中で楽しんでもらえるゲームをつくりたい!!」
1月半ば、アップル銀座店で、小学生プログラマーたちが独自で開発した3D
ゲームを発表するイベントが開かれました。会場で披露された開発途中の
画面には、多数のプログラミング言語が並び、ITにまるっきり弱い私は、ただた
だ驚くばかり…。米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)にもプレ
ゼンをしたことがある小学4年生の女の子をはじめ4人の生徒は、プログラミ
ング言語を使い、半年間にわたってゲームを作成。工夫した点、難しかった
点なども含めて、自身の作品を見事にプレゼンテーションしました。
昔は、ファミコンのカセットにふうふう息をふきかけながら、みんなでスーパーマリオやドラクエ3に夢中になってテレビにかじりついていたっけ。。。自分のこどもの頃を思い起こすと恥ずかしいかぎりですが、私のようにただゲームで遊ぶだけでなく、今やITの力を身につけ、何かを生み出す力も備えている。子どもならではのユニークな発想とクリエイティビティを発揮している小学生たちは、もう立派なエンジニアといっても過言ではないほど、目を見張るものがありました。

デジタル化が普及するなか、このようなプログラミングへの関心が高まっています。今回のイベントを開催したのは、サイバーエージェント子会社のCAテックキッズ(東京・渋谷)です。2013年から、ゲームをつくりながらプログラミングを学べる教室を展開し、今では、全国8か所、通っている生徒は1200人にのぼります。また、本格的にゲームクリエイターを目指す小学生を対象に応援する奨学金制度をもうけ、冒頭で紹介した4人も奨学金を得て100時間にわたりプログラミング学習に取り組みました。

この奨学金制度のスポンサーでもあるサイバーエージェント、日高裕介副社長は、「わが社のゲーム事業でも、数千人のプログラマーやデザイナーを抱えているが、それでも圧倒的に足りない。全国レベルでも深刻な人材不足にさらされている。できるだけ若いうちにプログラミングに触れられる環境を提供し、世の中に還元していきたい」と話します。

ゲームに限らず技術革新が急速に進むなか、国も「IT人材育成」の指針や対策を掲げています。しかし、人材不足解消に向けての取り組みはなかなか進んでいません。今後、ロボットや人工知能(AI)、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」といった技術革新が広がるなか、これらを開発し駆使する人材を確保することが、企業の間でも急務の課題になってくるでしょう。デジタルの世界が広がるなか、教育面では、2020年度からプログラミング授業が小学校で必修化されることが決まりました。

子どもをプログラミングスクールに通わせているお母さんは、「ものごとの論理的な考え方やITリテラシーも鍛えられるのはいいかな。みんなの前で堂々と発表する姿を見ると、頼もしいとも思う」と話します。

ただ、小学校での必修化については、本当に必修化が必要なのかという議論や、今後どのような形でプログラミングを教えていくのかといった課題もあります。小学生プログラマーたちは実際どのように感じているのでしょうか。

「技術が発展するなかで、なるべくみんながやった方がいいと思うけど、サッカー選手になりたい人がやってもね…夢がこわされてしまうのはどうかな」「もっとプレゼンがうまい人や発想が豊かな人もいるから、正直な気持ちを言うと、ライバルが増えるのはイヤかな。(笑)でも、プログラミングは将来的には社会で働くときに必要な力になると思う」と、思い思いの答えが返ってきました。

4人が製作した携帯アプリゲームはすでに「App Store」でリリースされています。

小学生たちのスゴ技を見て、自動化やIT化の中で、私もロボットアナウンサーなどに代替されないよう「伝える技術を磨いていかねば!」と強い刺激を受けたのでした。

2017.01.10 (Tue) 河野 恵

2017年もよろしくお願い致します

2017年になりました。
みなさまは、どんな年末年始を過ごされましたか?
私は大好きな和菓子を食べながら、のんびりとお家で過ごしておりました。
まったりが一番いいですね。

2016年は世界に多くの衝撃を与え、相場全体が壮大な「いってこい」となりました。
英国ではEU離脱を問う国民投票が可決され、
米国ではトランプ氏が次期大統領に当選。
日経平均株価が1日で1000円以上下落することや、
ドル円が一気に4円ほど円高に進むこともありました。

さて、2017年は?
トランプ氏が米国大統領に就任したり、オランダ、ドイツ、フランスでは選挙があったりと、
目が離せないイベントが目白押しで様々な節目の年となりそうですね。

実は、わたくしは今月9日で人生の節目を迎えました。
祝30歳。
新しいことにもチャレンジしたい。
まずは、2年前に途中放棄したゴルフに再挑戦します。

ただの素振りなのに、このどや顔(笑)
コースデビューはほど遠いかもしれませんが…
イメージトレーニングは欠かさずに、
そして、打ちっ放しにも行って練習を重ねていこうと思います。

仕事はじめの前日(1月3日)は、いつもの散歩コースをゆっくり歩き、リフレッシュしました。
見慣れた風景は、やはり落ち着きますね。
でも、そろそろ新しいコースを探してもいいのかもしれません。
何をするにもはじめの一歩は、勇気がいります。
ただ歩くだけなのに、新しい道を探すには気合いがいるのです。

2017年。
今こそ、私自身の構造改革をするときか!?
持ち前の「正直さ」と「粘り強さ」はなくすことなく、多くのことにチャレンジ!!
もちろんお仕事では、これからも知識の積み重ねに貪欲に取り組んでまいります。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016.12.01 (Thu) 改野 由佳

Trump!? Oh, My God!!

2016年注目のビッグイベントのひとつ、アメリカ大統領選の日、私は
「世界経営者会議」というグローバルフォーラムの司会をしていました。
2日間にわたって国内外のグローバル企業のトップがスピーチをする、
日経あげての大イベント。実に600人近くが参加していました。サブ
タイトルは「勝ち抜く企業の条件~不確実性を超えて」。

大統領選の開票状況が伝わり始めたのは、会議2日目の午前でした。
リーマンショックの荒波の中で、一流企業はどのように生き抜いてきたのか。
まさに、不確実性の中で知恵を絞ってきた企業のトップのスピーチが続く中、
新たな不確実性が刻一刻と迫りつつあるのでした。

トランプ氏の優勢が伝わり始めると、取引時間中だった東京市場で日経
平均は急落。アメリカのダウ平均先物も大きく値を下げました。バック
ステージで開票速報やマーケットをチェックしていた登壇者やスタッフからは
「まさか!?」の声が出始め、今年の「まさか」はBREXITで終わっただろうと
いう論調が変わり始めました。

メディアがトランプ氏に当確を打ったのは16時ごろだったでしょうか。会議は
終盤。主催者総括として、ハーバード・ビジネス・スクールの竹内弘高教授と
日本経済新聞の関口和一編集委員がステージで挨拶をしている最中でした。
トランプ氏当選確実のメモがステージに差し入れられると、竹内教授の口から
出た言葉は「Oh, my God!!!」でした。会場みんながOMG。日本全国OMG。
きっと世界がOMGだったでしょう。そして、その後のマーケットの反応もビッグ
サプライズでしたね。どうなるアメリカ・・・

新たな不確実性が生まれる中で「勝ち抜く企業の条件~不確実性を超えて」を
テーマとした経営者の話は、およそ600人の参加者にとって金言となることでしょう。

さて、企業トップの言葉の中で、私がこれぞ!と思った部分を紹介したいと
思います。会議の最初のスピーカーはソニーの平井一夫社長兼CEO。音楽を
あまり聴かない私でも持っていたウォークマンの時代を思うと、デジタルで
音楽が配信される現代なんて誰が想像できたでしょうか。時代の流れが早く
複雑な中、「変革」とは、『自らが変化を起こし、ライバルがついて来なくては
ならない状況をつくること』なのだそうです。会社が変わっていくために、
ソニーでは、いち早く新しい事業を生み出すべく社長直轄のスタートアップの
仕組みを導入しているとか。

自らが変化を起こし、ライバルがついて来なくてはならない状況をつくる。
自ら行動を起こすって、ものすごくエネルギーのいることですよね。それだけの
エネルギーを費やして作られた、世界に誇れるソニー製品。愛おしいですね。
久しぶりにウォークマンで音楽でも聴いてみようかしら。

世界経営者会議の特番は日経CNBCで11月21日、22日に放送しましたが、
見逃した方にインターネットでも配信中です。
日経チャンネルマーケッツビデオ・オン・デマンド(VOD)
を是非ご覧ください。

また、平日は毎日8時29分から11時10分まで、岡村コメンテーター
個性豊かなゲストさんたちと一緒に、元気に「朝エクスプレス」を
お送りしています。
お見逃しなく!

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